書面による上演許可申請の手順とマナー

投稿者: chugeki 投稿日時: 2010-8-29 4:41:45
「書面による上演許可申請の手順とマナー」

「上演許可願」と「上演許可証」の2通りの書類を作者や出版社等に送付して、上演許可を得ます。書式は、文末の添付ファイルをご利用下さい。
特に出版社の場合や大会の性質により、別途、現金書留等で上演料を送る必要がある場合もありますが、マナーや手順も少し違ってきます。ここでは割愛して、無料の場合で、作者に直接連絡する例のみ紹介します。

出版社の場合もほぼ同様ですが、必ず事前に問い合わせて手順を確認して下さい。

手順は、事前連絡・書類送付・許可のお礼・上演後の報告の4段階です。

◇事前連絡
住所が公開されていれば、直接書類を送付しても構いませんが、電話番号も合わせて公開されていることが多いので、予め、電話で連絡しておく方が確実です。
メールアドレスしか公開されていない場合は、「メールによる上演許可申請の手順とマナー」の「上演許可願い」に準じて、メールで上演を希望していることを伝え、

「なお、大会の規定により、書面の上演許可証が必要です。申し訳ありませんが、書類の送付先をお知らせ下さい。」

等と書き添えます。

その際、自分の連絡先に住所と電話番号を必ず記載して下さい。記載方法や条件等で、作者がメールより手紙や電話で確認したい場合もありますし、作者へのマナーでもあります。職場の電話などでは、遅い時間に連絡がつかないこともありますので、自宅の電話番号か携帯番号を知らせてください。

メールの場合と同様に、複数の公演が予定されているときは、そのことを伝え、都大会については、上演の可能性があることを伝え、代表になった場合に改めて、連絡しましょう。また、潤色脚本の送付については、メールでよいか上演台本を送付するかも確認し、なるべく早く送るようにしましょう。

◇書類送付
作者の住所がわかったら、「上演許可願」と「上演許可証」の2通りの書類と「挨拶文」「返信用封筒」を同封して送ります。
「返信用封筒」に切手を貼っておくことと返送先を書いておくこと、「上演許可願い」のすべての項目と、「上演許可証」の「日付」「作者署名」の欄以外の項目を予め記入しておくことを忘れないで下さい。無料で許可を得るのですから、作者の負担を少しでも減らすようにしましょう。
また、許可を得る日付に大会で規定がある場合は、「日付」の欄も記入しておいても構いませんが、そのことを挨拶文に書いておきましょう。

◇許可のお礼
書面で送らず、メールや電話でも構いません。必ず、実行して下さい。

◇上演後の報告
メールや電話でも構いませんが、書類送付をして頂いたのですから、できれば書面で報告しましょう。その際、大会等のプログラムやチラシなどを同封すると、より丁寧でよいでしょう。

この投稿者: http://chugekiken.jpn.org/newbb/viewtopic.php?forum=1&topic_id=124